ステップ3は、DXの最終ステップです。ここまでくると、1人の社員や1つの部署の変化にとどまらず、組織全体が変わり、社外にも影響を与える存在になります。デジタル技術で競争優位性を築き、組織全体・社会を変革するフェーズです。組織全体や社会を変革するとは具体的にどういうことなのか、事例を紹介します。

目次

  • DXのステップ3「組織全体や社会の変革」
  • 金融サービス企業の事例(全社の働き方の変革)
  • 食品小売企業の事例(販売予測と発注精度の向上)

DXの成功に必要なステップは3つに分かれます。 ステップ1は、今あるものをデジタル化すること ステップ2は、デジタル技術を活用して業務を改善し、高い付加価値を提供すること ステップ3は、競争優位性を築き、組織全体や社会を変革すること です。 この動画では、DXの3つのステップのうち、3つ目のステップを見ていきます。 ステップ3は、DXの最終ステップです。 ここまでくると、1人の社員や1つの部署の変化にとどまらず、組織全体が変わり、社外にも影響を与える存在になります。 デジタル技術で競争優位性を築き、組織全体・社会を変革するフェーズです。 組織全体や社会を変革するとは具体的にどういうことなのか、事例を紹介します。 アメリカの消費者金融サービス企業では、コロナ禍で Chromebook をコールセンターの従業員6,000人に支給し、 数週間で全員がリモート勤務可能になりました。 Chromebook と Google Workspace で全社の働き方を変革したケースです。 もう1つ、事例をご紹介します。 アメリカの食品小売企業では、Chromebook を導入し、これまで紙ベースでおこなっていた業務を デジタル化することで、販売予測と発注の精度が向上しました。 その結果、食品の過剰生産が従来の100分の1になり、事業効率が高まるだけではなく、環境負荷の軽減も実現しました。 このように生み出された成功モデルは、新しい事業として、自社やグループ会社のみならず他社にも展開していくことが可能です。 ここまで、DXの3つのステップを紹介してきました。 まずは「ステップ1 今あるものをデジタル化すること」。 そして「ステップ2 デジタル技術を活用して業務を改善し、高い付加価値を提供すること」。 最後にこの動画で紹介した「ステップ3 競争優位性を築き、組織全体や社会を変革すること」です。 Chromebook は、企業のDXのファーストステップである「デジタル化」に最適な端末です。 Chromebook の特長を活かし、DX実現 に向けた最初の一歩を踏み出しましょう。