フィルタ機能は、スプレッドシートの表を簡単に絞り込むことができる機能です。業務でも利用することが多い機能ですが、複数人で共有しているファイルを操作している場合には、ファイルを共有しているメンバーの誰かがフィルタを使用してデータを絞り込んでいたために、見たいデータを見ることができなかった、ということはありませんか?スプレッドシートの個別フィルタ設定を使い、この問題を解決する方法を紹介します。

Google スプレッドシートで個別フィルタを使ってみよう

スプレッドシートを共有している場合、そのため、ファイルを共有している他のメンバーの画面でも、絞り込みされたデータが表示されてしまい、相手の業務に影響を与えてしまうことがあります。

スプレッドシートの同時編集中にフィルタ機能を使いたいときは、


共有フィルタと個別フィルタの違い

  • 共有フィルタ:共有しているメンバー全員の画面に反映されるフィルタ
  • 個別フィルタ:他のユーザーからの見え方は変えず、自分だけの画面に反映されるフィルタ

画面に黒いバーが表示されているときは、個別フィルタが設定されている状態です。同時編集しているメンバーの画面には、絞り込みされた結果は表示されず、作業に影響を与えません。また、個別に設定したフィルタには、名前を付けることもできます。


スプレッドシート上で個別フィルタを作成する具体的な方法は、下記の動画をご覧ください。




まとめ

  • 自分だけの画面に反映されるフィルタ機能を利用する場合は、[新しいフィルタ表示を作成]で個別フィルタを設定
  • 個別フィルタを使用すると、同時編集中の他のメンバーの画面には影響を与えない