手戻りを減らして、リアルタイムにチームで資料が作成できると、資料作成の作業時間が短縮できて、業務スピードが大きく変わります!この記事では、社内の資料作成を Google Workspace で効率化する方法を紹介します。

資料作成に、これ以上時間を費やさない!

「ほぼ完成していたのに、このタイミングで作り直しか……」。こんな苦い思いをしたことはないでしょうか。

資料を作成するとき、皆さんはどのように作業をしていますか?まずは自分ひとりで作成して、作成したものをメールにファイル添付して上司に確認をしてもらい、メールに添付して戻してもらう、というやり取りが、まだまだ多いかもしれません。

その際、方向性が違うという理由で、ほぼ完成していた資料をいちからやり直さなければならない、なんていう事態に陥ることも。以下のポイントを踏まえれば、Google Workspace を利用して、効率的にアウトプットすることができますよ。
  • 資料は完成してからではなく、最初に共有する
  • 手戻りを防ぐために、事前に完成イメージをすり合わせる
  • 確認したい事項は、コメント機能を使用して会話する
  • スライドを画面共有しながら、認識合わせをする

1. 資料は完成してからではなく、最初に共有する

ことが、資料作成を短縮する一番のポイントです。「作成途中の資料は、上司やメンバーに見せたくない」と思われる方もいますが、最初から共有しておくことで、お互いに作業の進捗が確認できたり、フォローし合うことができるからです。


2. 手戻りを防ぐために、事前に完成イメージをすり合わせる

作成している資料の方向性がずれていては、作業時間が無駄になってしまいますよね。そのため、作業に取りかかる前にすることが重要です。

例えば、プロジェクトのマネージャーは、手書きでも構いませんので資料作成の方針をメンバーに共有しておきます。下の図では、ノートに手書きした概念図をスマホで撮影して、メモアプリの Google Keep に取り込み、Google スライドに取り込んでいます。この Google スライドをメンバーに見せながら事前に説明しておくことで、成果物のズレを小さくすることができます。


3. 確認したい事項は、コメント機能を使用して会話する

資料作成時からファイルを共有しておくことで、上司は「そういえば、あの資料どうなっているかな?」と思ったら、検索して資料にアクセスし、いつでも進捗を確認することができます。

もしも方向性が違っていたら、使ことも可能です。別途メールやチャットで内容を伝えるよりも、指示を受けた側が「資料のどの箇所について」「どのような修正が必要なのか」をピンポイントで確認できるため、効率的に作業を進めることができます。


4. スライドを画面共有しながら、認識合わせをする

「これで本当に合ってるのかなあ?」「会話して認識を合わせたいな」と思ったときは、Google Meet 使のがおすすめです。

これまで時間がかかっていた資料作成も、メンバーと協働的に作業を進めることで、効率的に行うことができます。資料作成のコツについては、こちらの動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。

まとめ

Google Workspace で資料を効率よく作成するポイント
  1. 完成してからではなく、最初に資料は共有する
  2. 手戻りを防ぐために、先ず完成イメージをすり合わせる
  3. 確認したい事項は、コメント機能を使用して会話する
  4. スライドを画面共有しながら、認識合わせをする