作成したファイルやフォルダを共有する際、共有相手のファイルに対する権限で迷うことはありませんか? この記事では、それぞれのユーザー権限で何ができて何ができないのか、よく使う機能をピックアップして紹介します。特に、マイドライブと共有ドライブでは選べる権限が異なることに注意してください。

マイドライブのユーザー権限は4種類

マイドライブのユーザー権限は[オーナー][編集者][閲覧者(コメント可)][閲覧者]の4種類です。オーナーにしかできない操作があるので、うっかりオーナー権限を持ったままプロジェクトを抜けたりすることがないよう注意してください。

一緒に作業をするプロジェクトメンバーには[編集者]がおすすめ!

  • オーナー:マイドライブにアップロードまたは作成したファイルの[オーナー]は自分になる。オーナーはファイルごとに一人。オーナーだけがそのファイルを削除できる。
  • 編集者:ファイルの編集やユーザーにアクセス権限を付与することなどができる。社内・同じプロジェクトメンバーには編集者がおすすめ。
  • 閲覧者(コメント可):ファイルの編集などはできないが、内容にコメントすることができる。「直接編集はさせたくないけれど、コメント機能でフィードバックなどはもらいたい」相手におすすめ。
  • 閲覧者:ファイルの閲覧のみができる。

共有ドライブのユーザー権限は5種類

組織単位で運用する共有ドライブには、5つのユーザー権限があります。組織外のユーザーや、共有ドライブのメンバーではないユーザーへのです。

また、ファイルを同じ共有ドライブ内の別のフォルダに移動させたい場合は「コンテンツ管理者」以上の権限が、ファイルを別の共有ドライブに移動したい場合は「管理者」の権限が必要です。プロジェクトがスムーズに進むよう、業務内容にあわせて権限を付与してください。


ファイルやフォルダの移動ができるのは[コンテンツ管理者]以上

  • 管理者 : ファイルやフォルダの管理に加えて、別の共有ドライブへファイルを移動したり、共有ドライブのメンバー設定を変更するなど、共有ドライブ自体の管理権限がある。
  • コンテンツ管理者 : ファイルやフォルダの移動、削除などができる。
  • 編集者 : 変更を加えたり、他のユーザーとファイルを共有することができる。
  • 閲覧者(コメント可): アイテムの閲覧とファイルにコメントをすることができる。
  • 閲覧者 : アイテムの閲覧のみ可能。
※プランや設定によって、該当機能は利用できない場合があります。

まとめ

 【マイドライブ】
  • マイドライブにアップロードまたは作成したファイルの[オーナー]は自分
  • [オーナー]はファイルごとに一人で、[オーナー]だけがそのファイルを削除できる
  • 一緒に作業をするプロジェクトメンバーは[編集者]がおすすめ
    【共有ドライブ】
  • 組織外のユーザーや、共有ドライブのメンバーではないユーザーへの共有を禁止できるのは[管理者]だけ
  • ファイルやフォルダの移動ができるのは[コンテンツ管理者]以上