日々増え続ける Google ドライブのデータファイル。一般的なファイルサーバー上での管理ルールと同様に、ファイル名に作成日や更新日を含めて管理している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、結局どのファイルが最新版なのか判断できず、ファイル探しに時間をかけてしまうことはありませんか？この記事では、Google ドライブの「版の管理」機能を使用して、ファイルのバージョンをシンプルに管理する方法を紹介します。

Google ドライブではファイルを上書きしても削除されない

データの更新日をファイル名に入れて、バックアップとして保存している方も少なくないと思います。このファイル名に日付を付与する「バージョン管理」、実はGoogle ドライブのある機能を使うことで不要になります。

同じファイル名で保存すると、更新前のファイルは新しいファイルに上書きされて消えてしまうと思われがちですが、Google ドライブ上のファイルと同じ名前のファイルを上書きアップロードする場合、更新前のファイルは過去バージョンとして保存されています。これがGoogle ドライブの「版の管理」機能です。

「版の管理」機能を使用すると、更新前のファイルが保存されているのでいちいち更新日を追加したファイルを保存したり、バックアップしたりする必要がありません。Google ドライブ内のファイルは、わかりやすくシンプルに管理しましょう。

同じファイル名で版を管理する方法

パソコン上にあるファイルをドラッグアンドドロップすると、ファイル名が同じ場合はファイルが自動的に上書きされ、ファイルのバージョンが更新されます。

異なるファイル名で版を管理する方法

同じファイル名でない場合にも、「版の管理」機能を使用し、ファイルのバージョンを更新して管理することができます。
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【操作】ファイルのバージョン管理

Google ドライブ内の「版の管理」機能について紹介します。この機能を使うことで、ファイルを最新のものに上書きする、異なるファイル名で保存するなど、ファイルのバージョン管理を簡単に行うことができます。

まとめ

  • Google ドライブでは、「版の管理」機能を使用して最新のファイルだけが開かれる
  • 何かあったときには、履歴（過去のファイル）が残っているから安心
また、データを間違って消した後にファイルが自動保存されてしまい、慌てた経験はありませんか？Google ドライブに保存したファイルを簡単に復元できる「変更履歴」を活用する方法は、こちらの記事で紹介しています。
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Google ドライブのファイルを簡単に復元！失敗しても元に戻せる「変更履歴」

「データを消した直後に、ファイルが保存されてしまった！」。Google ドライブを使用していて、こんな風に焦ったことはありませんか？この記事では、Google ドライブに保存したファイルの変更履歴を確認する方法と、復元方法について紹介します。