インターネットを利用してWebページを見るための入り口を「ブラウザ」と呼びます。この記事では、Google が提供しているWebブラウザ Google Chrome のタブの設定を使用した、業務を効率化するテクニックを紹介します。

Google Chrome でないと使えない機能がある

Webページを閲覧する際に使用するブラウザ。Microsoft Edge や、Firefox、safari などのブラウザでも Google Workspace を利用することは可能ですが、Google Chrome を使用した方が親和性が高く、Google Chromeでないと使えない機能もあります。

タブを活用して作業時間を短縮しよう

仕事を始める際、まず Google Chrome を立ち上げ、次にメールをチェックするために Gmail のアプリを開き、予定を確認するために Google カレンダーのアプリを開き、データを確認するためにGoogle ドライブに保存したスプレッドシートを開き……といった具合に、毎回毎回アプリを開きながら、業務を進めている方もいるのではないでしょうか。

どんどんタブが開いていくため、結果、20個や30個もタブを開いていたり、業務に必要な画面を探すのにバタバタしてしまったり、なんてことにもなりかねません。

タブは開いておくと簡単に必要な情報にアクセスすることができますが、ちょっとした設定で、もっと上手く活用することができます。

よく使うページはタブを「固定」する

毎日決まったアプリを開く方や、タブを開きすぎて必要な画面を探している方には、タブの「固定」が便利です。

タブを固定したいページを右クリックし、メニューを表示させます。その中の[固定]をクリックすると、ページが左側に寄せられ固定されます。固定されたタブは、ページのアイコンだけが表示されるようになります。

タブをいちいち閉じる必要なし

業務を進めていくと、いつの間にか、タブの数が増えてしまうこともありますよね。タブがたくさん開いていると、どれがどのページかわかりづらくなるため、「このページは見たから閉じよう」と都度タブを閉じている方もいるのではないでしょうか。

「やっぱり必要だった」「さっき閉じたページはどこだっけ?」とタブを開いたり閉じたりしていては時間の無駄です。重要なページはタブを「固定」し、固定していないすべてのタブを閉じたい場合は、閉じたいページのタブの上で右クリックをしてメニューを表示させ、[他のタブをすべて閉じる]をクリックすると、一括でタブを閉じることができます。

再起動しても前の状態からすぐに再開できる

Google Chrome では、起動時に新しいページを開くのか、前回開いていたページを開くのか、特定のページまたはページセットを開くのか、を設定することができます。[前回開いていたページを開く]を設定しておくと、Google Chrome を立ち上げた時に、前回開いていたページが同じ状態で開きます。起動後も、作成中のシートや確認していたページがそのまま開くため、すぐに作業を始めることができます。

まとめ

  • Google Workspace を利用する場合、Google Chrome でしか使えない機能がある
  • よく使うページはタブを固定する
  • 使用してないタブは一括で閉じる
  • 再起動後も前の状態からすぐに作業を再開したい場合は、[前回開いていたページを開く]を設定する